私たちについてABOUT US
「女性の悩みに真摯に向き合う」
創業当時から一貫した想いです
創業者である大橋徳太郎は、戦後の混乱期、商売のきっかけを掴むために訪れた闇市で、
色や柄が不揃いな生地を偶然目にしました。
「これを使って何か新しいものづくりができないか」と考えていた徳太郎は、
周りのご婦人たちが抱く生理時の悩みを知り、
「生地を黒く染めれば、経血の処理が目立たないのではないか」と閃きました。
そして昭和21年、橿原市今井町で生理帯(現在のサニタリーショーツ)の製造をはじめたのです。
日本の経済発展に伴い、生理帯の需要も徐々に拡大していきました。
昭和35年、徳太郎は事業拡大に伴い、この地に「株式会社南都衛材製作所」を設立。
初代社長として、時代の流れと共に変化する女性のニーズに答えるべく、
「生理帯」を「生理用ショーツ」=「サニタリーショーツ」へと発展させていきました。
創業から半世紀以上経った現在、フェムテック・フェムケアと呼ばれる新しい概念も生まれ、
女性が社会の中で活躍する時代が今後更に進もうとしています。
当社自身も、ものづくりに携わるスタッフの多くは女性であり、
女性が主役の会社と言っても過言ではありません。
どんな時代になろうとも、当社の想いは創業時から変わる事はありません。
「女性の悩みに真摯に向き合う」
この想いを、これからも大切にして女性の為のものづくりに携わって参ります。
「愛」のあるものづくりを、
これからも。
“家族への愛・隣人への愛・同僚への愛・会社への愛。
愛をもって草木に水をやれば花が咲くように、相手を思う気持ちがビジネスにも花を咲かせる。
愛を知り、他人への愛をもって商品を考えなければ、
社会で本当に必要とされる企業には成り得ない。”
この「愛」という言葉が、創業より受け継がれてきた当社の理念です。
時代は変わっても、つくるものが変わっても、
「愛」という理念は変わらず会社の中で受け継がれています。
フェムテック・サステナブルへの
取り組みFEMTECH & SUSTAINABLE
南都衛材製作所は、女性が抱える健康上の課題を解決するための
サービスや製品を指す「フェムテック」の概念を、ものづくりをする上で大切にしています。
また、フェムテックの概念は、持続可能な未来の実現にもつながってくると考えています。
サステナブルな社会や環境を実現するために、私たちが作る製品が
お客さまにはもちろん、社会に還元できる製品なのかということを常に考えながら
これからもものづくりに取り組んで参ります。
フェムケア商品
サニタリーショーツ・布ナプキン
吸収ショーツ
創業のきっかけにつながった生理用のショーツです。昨今では少しの経血であれば吸収できる吸収サニタリーショーツが話題ですが、当社ではPLUS FINE®ショーツとして30年以上前からショーツそのものが吸収でき、快適に女性が活躍できるショーツの開発に取り組んでいます。
昨今のフェムテックへの取り組みが広がる中、当社も商品開発に力を入れています。
コンチネンス(尿ケア)ショーツ
尿漏れは悩みを持たれている女性の方が多く、生活の質(QOL:Quality of Life)を脅かす疾患と言われています。
この商品は有症者の不安を取り除き、生活範囲を広げ、いきいきとした生活を取り戻せるようサポートする商品です。サニタリーショーツのノウハウを活かし、漏れやニオイ、ムレといった問題の解決に仕様や材料の開発に取り組んでいます。
サステナブルへの取り組み
地球環境を守るため、持続可能な社会をつくるために私たちのできることから始めています。まだまだ、大きな取り組みではありませんが様々なサステナブル素材や仕組みを探求しています。
例えば、オーガニックであったり再生ポリエステルを使ったショーツなどもその一つです。再生ポリエステルとエコフレンドリーな素材を融合した限りなく100%サステナブルな吸水ショーツも開発しています。
LGBTqへの理解
LGBTqへの理解が深まるなか男性女性にとらわれないモノづくり、商品開発への取り組みを行っています。
ユニセックスなインナーはもちろん、弊社の得意とする吸水ショーツも男女兼用を考えています。(ボクサー型吸収ショーツ:俺のパンツ360℃全面吸収ボクサーパンツなど。)
SDGsへの取り組み
南都衛材製作所は、事業そのものを通じて、持続可能な社会の発展に貢献して参ります。女性の為のものづくりを通じて、すべての女性のエンパワーメントを図るとともに、あらゆる年齢、すべての人が、健康的な生活を確保できる社会への推進に携わって参ります。
南都衛材製作所のあゆみOUTLINE
- 1946
-
大橋徳太郎が
生理帯の製造を始める先代 大橋徳太郎が現在地にて
生理帯※の製造を始める
※女性が生理の時に着用するもの
近年はサニタリーショーツの名称として一般的に売られている
- November1960
-
株式会社
南都衛材製作所を設立初代 代表取締役社長
大橋徳太郎
- November1965
-
資本金2,600万円となる
1,300万円の増資を行い資本金2,600万円となる
- July1978
-
大橋周次が代表取締役
社長に就任この頃より積極的に女性用機能下着の製造及び拡販に努める
- September2018
-
大橋正子が代表取締役
社長に就任幅広いフェムケア商品の開発に取り組む
会社情報COMPANY
- 会社名
- 株式会社南都衛材製作所
- 所在地
- 〒634-0812
奈良県橿原市今井町3-4-26 - 設立
- 1960年11月
- 資本金
- 2,600万円
- 代表取締役
- 大橋 正子
- 電話番号
- 0744-22-5555
- FAX番号
- 0744-25-5566
- 事業内容
- 婦人肌着のデザイン企画及び
製造・販売(全て純日本製)
オリジナルブランド製品の
企画及び製造・販売 - 主要取引先
- 株式会社シャルレ
株式会社清光ランジェリー
株式会社千趣会
株式会社セシール
白十字株式会社
株式会社ベルーナ
シキボウ株式会社 - 関連事業
- 株式会社清光ランジェリー